あの子の心変わり?

蘭ちゃんは好きなアニメがあって、毎週見ていて漫画ももっている。
そして今そのアニメは映画館で劇場版が上映されている。

ファンとしては劇場版は見ておきたいだろうと思って、
私は蘭ちゃんに、映画を見に行こうと誘った。

でも、蘭ちゃんに「無理しなくていいよ」と断られてしまった。

上映前までは絶対観たい!というオーラ全開だったのに、
どうしたんだろう?
前に色々あったから嫌いになっちゃったのかな?

蘭「いいえ。私は今でもその作品が好きです。だから単行本は絶対買ってもらいたいです。ただ、それとこれとは話が別です。」

私「じゃあどうしたの?」

蘭「映画を見に行っても、楽しめるのは私一人。遊夏さんはその作品が苦手ですし、他の方も興味がないようです」

私「ごめんね・・・でも蘭ちゃん好きならいいよ!全然、付き合うよ!」

蘭「そういう問題ではありません。映画一回はスタバのフラペチーノ(ノーカスタム標準サイズ)2回でお釣りが少し帰ってくるかどうかの値段です。遊夏さんもあまり稼ぎがない上に、今は他の同居人もいます。
私としてはそのお金で皆様で楽しめる場所に行ったり、他の方をスタバに連れて行ってあげたほうが有意義に思うのです」

私「稼ぎが少なくてごめんね・・・」

蘭「映画全部がダメといういうわけではありません。
もしこれが、例えばジブリや他の有名な監督さんが作っている話題作でしたら、恐らく喫茶舘のメンバーのうち数名はなんらかの反応を起こすと思われますので複数人で見に行くのもありです。
しかし、今回は先ほども言いましたが、あの作品は私しか楽しめないものです。

むしろ、苦手な作品にもかかわらず私のためだけに単行本だけでも買ってくださった上に、
毎週録画までしてくださってることに私は感謝しなくてはなりません。
いつもありがとうございます。」

私「今まではタルパにも趣向や感情がある!って怒ってたのにどうしたの?」

びっくりした。
いままでは蘭ちゃんは癇癪を起こしやすい性格だったので、
その作品に対して嫌悪を示しただけでタルパを道具扱いした!と怒っていたのに、
こんなことを言われるなんて思ってもいなかった。

蘭「喫茶舘にきてから、今までの自分の行いが、
ミルクがない、お腹がすいたと泣いている赤ちゃんと殆ど同じだった気がしたのです。
私一人だけでは喫茶舘は成り立たない、みんながいて喫茶舘なんだって思うようになりました。
私、喫茶舘も遊夏さんも大好きです」

あのワガママな蘭ちゃんからそんな言葉を聞くなんて思ってもいなかった。
人もタルパも、変われる時は変われるんだなぁ・・・

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